あぁ~、メンドクセ・・・

正月早々にトラぶったワシの愛車のレジアスエース

購入窓口の某J●修理工場は7日までお休みって事だったんで
休み明けまで仕方が無く待つしかないなーと思ってましたが。

車が走らなくなった事をウチの会長(親父)が聞いてきたので説明、
8日まではどーもならんわ、と愚痴っていたんですがね。

3日の日に某工場の部長さんに親父が会ったらしく、
その際に
「そんなすぐ壊れる車なら要らんから返す」って言ったらしい。(w

翌4日に車屋の担当者から電話が来た。

部長とのやり取りを知らなかったんで「何じゃい?」と電話に出たら

部長から電話入ったらしく、「なんとかしろ」って言われたらしい。




車屋が6日から営業なので6日に修理しに行きます、って言う。

端末を接続し排ガス浄化装置(DPR)を強制燃焼させれば
直るとか言ってる。
隣街の提携工場に持っていって作業するって事だったので
まー頼みますわ、ってお願いした。

車屋は我が家から2時間弱の道央地域にあるのですが6日の午後1でやってきた。
搬送車にレジアスを載せて
「強制燃焼には40分から1時間ほど掛かるので移動も含めて2時間ほど見てください」
って言って出かけて行った。



午後の仕事しながら帰りを待ってたんだけど一向に戻ってこない。


ちょっと嫌な予感がしてました。

下調べしたところでは、強制燃焼で直る場合と直らない場合があるらしく、
後者の場合はDPR関係を交換する場合が多いそうな。
ただ、このDPRって装置が曲者でなかなか高額。
通常部品代だけで20万以上掛かるらしい。


16時前に車屋から電話が来た。(汗)

「直りません」


結局そのまま車は搬送車で車屋に引き取られて行きました。


夜になって「うわー、しまった!」と気が付く。



当初、車は数時間で戻って来ると思ってたので
荷物など全て積んだままでした・・・・

釣具とか工具とか、何より「ハンコ入れ」も入ったままで・・・


翌日、連絡入れたら車屋にはすでにワシの車は無いという。
点検調査の結果、DPR、排気バルブ、その他関連の部品がダメになっているそうで
車屋ではどうにもならんと判断、近くのディーラーに修理に入ったそうだ。

ディーラーでの説明も受けたかった事もあり、自分で荷物を取りに行く事に。

心配してた最悪(最高額)の修理となってしまいましたので
修理代について聞いてみたのですが、正確な金額が出たら
「相談させて欲しい」と言って来ました・・・・

とりあえず、相談は聞きますって話しをして翌日、地元の某工場に行き
中古担当の方とお話。

担当の人も呆れてて同時に
「今回は凄い迷惑かけちゃったね。向こう(車屋)にもガッチリ言っておくから。
修理代は向こうに持たせるから」と言ってましたが果たして・・・


その日の午後に車屋から電話来まして

「今回の修理代は全てウチで負担させて頂きます。併せて載っていなかった
車載工具も取り寄せて積んでおきます」とのこと。

まずは一安心。

翌日、入庫しているディーラーを聞いてアトレー君で向かいました。

担当者が不在という事で詳しい話は聞けなかったんですけど、
やはり排気関係の部品総取替えらしいです。

ちょっと調べたところ、DPRで20万くらい、排気バルブで8万くらい、
EGRも交換するとなると・・・軽く30万超えです・・・(汗)

ひとまず、レジアスから荷物を全て降ろしてアトレー君に積み替えて
帰ってきました。


レジアス君が戻ってくるのは17~20日頃になるとか・・・・



車買ったはいいですが、なかなか乗る事が出来ませんです。(苦笑)


『DPR(排気浄化システムについて』


しかし、このDPR(他社ではDPFとかとも言う)は非常に厄介ですな。
200系ハイエース/レジアスエースで3.0Lディーゼルターボから付いたモノ。
200系初代の2.5Lディーゼルターボには無い装置です。

通常使用でもエンジンオイルは必ずDL-1を入れなくちゃいけないし
煤が溜まると自動で燃焼、吹き飛ばしをしてくれるのですが
その構造も様々で、ワシのレジアスはDPR搭載初期のモデルという事もあり
不具合多発するらしいです。

燃焼の際には燃料を多く吹いて触媒の温度を上げ煤を焼き飛ばすというものですが
排気工程で燃料を噴射、生ガスを触媒まで送り込むんですけど、
燃焼室、シリンダー内を生ガスが通るのでエンジンオイルが希釈されるという
ヤバイ副作用が出ます。
簡単に考えると、ちょうど2stエンジンのマフラーと同じように
未燃焼の成分が多発するという事になります。(特に煤やスラッジ)
当然、それらは各機関に溜まる傾向になり、ついには吹き飛ばすことすら
困難になる、というのが不具合の仕組み。

その後のMCでは強制燃焼のための燃料噴射はエンジン側からではなく
排気側から行うようになったので、エンジンオイルの希釈問題は解決、
装置の強制燃焼もスイッチでユーザーが行えるようになってたり
煤を焼く時の燃焼温度上昇も効率良く行えるようになったとかで
不具合も多少少なくなっているそうです。

メーカーもMC後の車両に関しては初年度登録から10年間は
その手のトラブルは無償修理としているそうですが
ワシの乗ってる車両はその対象外。
まー簡単に言うと新システムの人柱的モデルという事になります。(滝汗)

エンジン自体の耐久性を考えると楽に30万kmは走る車です。
でも、数万kmでこういうトラブルが出ちゃうようでは
車両人生を全うする事はかなりのハイリスクになります・・・

色々考えさせられる部分ですなぁ。



早い時点での入れ替えも検討しなくちゃいけないかもしれないです。(汗)

やっぱり新車にしとけば良かったと後悔してもすでに遅いですな。
しばらくは乗りながら考える事にします。