社会問題が深刻すぎて夢や希望を持てない国。国は壊れる運命か?

なんか、気がつくと前の記事から相当経ってしまいました。

 

昨年は、日記にも書いた通りで、かなりてんてこ舞いな一年となりました。

 

ただ、それでも同じ境遇の仲間と協力して

なんとか年を越せた、そんな一年でした。

 

年が明け、なんとかまた頑張れそうかなぁ、そんな風に思ってた矢先に

能登地方を襲った震災。

新年を祝う人々を、突然襲った震災。

 

五年前に胆振東部震災を体験した身としては人事とは思えません。

 

国のトップやその周辺の皆さんはここぞとばかりに作業服に身を固め

震災対応に当たっているようにも見えますが、その裏で

汚い裏金問題の捜査が進んでいる。

こんな人達がまともに震災対応なんて出来るのでしょうかね?

 

自分をはじめ、多くの人達が苦しい生活を強いられる中、

上の方々はせっせとお金集めに腐心していたとは

国が予算が足りない、無駄を省かなければいけないという言葉の信憑性は

見事に地に落ちた訳です。

 

震災対応も見た限りでは遅々として進んでいる様にも見えません。

 

また得意の「検討中」なのでしょうか。

 

現政権の失墜した信用が今後回復するのは困難でしょう。

だったらせめて最後の奉公として震対応にあたって欲しいものです。

 

 

本当に、この国は何処へ向かっているのでしょうか?

 

昨年、泣きながら農場を畳んだ同業者、おかしな制度変更によって

職を失った個人事業者、様々な業界で考えられない恐ろしい事態が多く起こっているのに

国はそれに対処するどころか、ますます愚策の限りを推し進めて来ています。

 

マイナンバーカードの保険証との連携一つまともに出来ず

システム構築に多額の予算が投じられたにも関わらず、まともに機能せず

その修正にまた多額の税金と労力がザブザブと使われていく。

 

果ては税金取りすぎたので国民に還元します、なんて言って

納税している現役世代にはたった4万円の所得税控除、非課税世帯には一人あたり

7万円の現金給付。

それとて、蓋を開けてみたら取り過ぎた税金は既に予算消化されて無くなっている、とか

一体何がしたいのだろう?という悲惨な行動力。

 

それに加えて経済に冷水を浴びせるような過度の円安。

「良い円安」なんて言ってられるのは一部の大型企業と投資家くらいなもので

大多数の国民には弊害しか無いようにしか思えない。

130円台が見え隠れして来ただけで「円高!」なんて騒いでいるのが

なんとも滑稽に見えてしょうがない。

 

異次元の子育て政策も悪い意味での異次元って話で

効果については甚だ疑問しか無い。

今の国内の情勢で果たしてどれだけの若い世代が家庭を持ち

子供をもうけ、暮らして行こうと思えるのか。

そんな要素は微塵も無くて自分一人で生きていくのに精一杯。

 

これ、20年、30年後に想像を絶する大変な事態に繋がるって

総理は全く想像出来ないみたい。

 

その頃になったら、今より何倍も医療費や介護に掛かる予算が倍増し

それらを支える現役世代の負担は想像を絶する高さになるでしょうね。

仮に今後賃金が上がったとしても、社会補償費に対する分だけでも

徴収される税金は上がり続けて、その他と合わせたら

所得の7〜8割が税金で持って行かれるような事態にもなりかねない。

 

そんな国で誰が夢や希望を持って暮らしていけるでしょうかね?

 

 

 

今のまま行けば、この国は壊れてしまうでしょうね。

 

今年の年明けから震災だったり航空機の衝突事故だったりと

あり得ない事ばかりで、この国の行先を暗示しているかのようで

落ち込んだ気持ちになってしまいます。

 

世界の動きもきな臭い、油断できないような事ばかりで

だからこそ、国政を担う方々にはしっかりして欲しいのですが・・・

 

これ以上、悲しい事が起こらない、そう言う一年になって欲しいです。

今年は大変だ。

なかなか記事を書かない当ブログですが、

モタモタしてたら年が明けちゃいましたね。

 

まぁ、昨年は仕事面で色々ありまして。

 

仕事柄、国の政策には毎度振り回される事が多々あるのですが

昨年の制度変更はあまりにも酷かった。

 

自分は畜産業、和牛の生産者なのですが、突然の交付金の大幅なカットがあり・・・

まぁ、カットというよりは廃止に近いような内容ですけども。

 

交付金と聞くと、単にお金貰えて儲かると良く言われるのですが

頂く交付金の6割は自分が借りている農地の賃料、水路の利用権で消えます。

残り4割から牧草の肥料代、牧草の種子代なども支払うのですがこれで殆ど無くなります。

昔、国が農家に対し米を作れ作れと農地を整備させ米をたくさん生産させました。

しかしその後、米が余る状況が出てきて国は作付け作物の転換を進めました。

その際に、米を作りたいという農家に転作すれば奨励金を与えますよ、という政策を始め

その後、色々形を変えながら転作作物を作る農家にお金を落としてきました。

 

しかし、昨年その予算を大幅にカット、それまでギリギリで牧草を作ってきた

自分のような農家にとっては大打撃の政策が始まりました。

 

自分の場合、地域で作り手がどんどん減ってしまい、作り手の居なくなった農地を

なんとか保全、管理していかねばいけないと言うことから自分の必要とする面積の

3倍近い農地を賃貸し管理してきました。

 

牛専業ということで、畑作物や水田を作る機械も労働力も無く、

唯一、作付けができるのが牧草だった訳です。

 

お陰様?で今年は例年以上の努力をしたにも関わらず、大幅な赤字を出す結果に。

一千万ほどの額になり、年末はその処理に奔走しました。

 

既に今後の余力をほぼ使い果たした状況で、今後どのように営農していくのか

不安しかない、という状況です。

 

「だったら借りている農地を返せば良い」

 

となるのですが、それが出来ればどれほど良いか。

 

昭和60年代、米の生産が盛んになってた頃と比べると

農家の数は1/3程度に減少、しかし農地は減る事もなく、地域の若手で手分けして

賃貸、管理をしてきました。

 

地主さんたちも、後継者もいない中で、高齢になり、管理できない農地について

悩む中で我々現役世代がなんとか管理してきていた、そんな状況です。

 

そんな中、国はまた「米を作れば交付金をあげるよ」と言いだしました。

これだけ米が余って販売単価も下がる中で、です。

 

飼料米を作ってもいいよ、とは言うものの、仮に飼料米を作付けしたとしても

それを牛の飼料として使うにはそれ専用の機械を導入しないといけません。

必要な機械となれば、軽く見積もっても一千万弱の投資になります。

 

昨今、海外情勢の不安定さや中国などでの需要増加により配合飼料、肥料などが

暴騰しています。

実際、自分のところでも配合飼料の使用量を極力抑え、エコフィードやサイレージなどを

なんとか組み合わせてコストの低減に努めていますが、元のコストの上昇分が桁違いに大きく、

コスト削減の取り組みでは既に限界を超えている状況です。

残されたコスト削減の方法としては、妊娠鑑定が終わった牛達を放牧場に昼夜放牧し

牧草やサイレージを与えて極力牛舎での管理をしない、という方法です。

 

しかし、この放牧地も元はと言えば水田なのです。

自分の住む地域では農地の大半が水田のため、今回の国の政策変更の対象農地ばかりなのです。

 

飼料の国内生産を推める、という国の意見もあるのですが、その反面

採草地が激減するというデメリットについてはあまり考えていないようです。

牛の飼料の中心となるのが粗飼料、つまり牧草なのですが、国はその点をどのように考えているのでしょうか。

 

実際問題として、今回の政策変更による影響を全く受けない地域も多くあります。

つまり、そういう地域で牧草を生産し、それ以外の地域は他所から牧草を購入すれば良い、という

そんな安易な考えなのでしょうか。

 

この牧草に関しても、2年ほど前から価格がかなり上がっています。

輸送コストの上昇分がかなり大きく、今後はさらに生産地が減ってくる見込みもあることから

価格はさらに上がってくるでしょう。

 

和牛については全国各地でそれぞれ特徴のある和牛生産が行われています。

しかし、先に書いたような実情を踏まえれば、今後和牛生産が出来なくなる地域も

当然出てくる事でしょう。

 

和牛の場合は、全国各地でそれぞれ独自の取り組みによって品種の改良が日進月歩で

進められており、その結果として世界に類を見ない特徴のある食肉生産が実現しています。

そういった取り組みの多様性も今後縮小の一途を辿りかねません。

 

昨年行われた全国和牛能力共振会の閉会後、現総理が開催地で生産者の皆さんと

懇談をしたそうです。

その中で、国として支援する、という話をしたそうですが、

昨今の円安を逆手にとって、海外へ安く和牛の肉を売り込むチャンスなので

輸出向けの食肉加工現場などへの支援をする、とか何とか言ってたそうですが。

 

これ、裏を返せば後戻りできない金融緩和の弊害として招いてしまった過度な円安を

「良い円安」と釈明するための良い材料にされた感が否めません。

 

安ければ皆買うでしょう、という発想そのものが安易の極みであり

本来、その商品の価値を見極め納得できる人が見合った価格で買うべき物でなければならないのに

安く売れ、とはどういう了見なのでしょうか。

 

コスト度外視で売り続ければ、商品の価値も下がり、生産者は採算が合わなくなり・・・

 

 

ここまで書いて思ったのは

 

国は牛生産者を減らしたいだけなのではないか?と。

国の予算が紐づけられている農地を減らし、農家全体の数も減らしたいだけなのではないか?

これだけ兵糧攻めにしても耐えられる、生き残る農家、生産者以外は淘汰したい、

ただそれだけなのではないのか?と思えてなりません。

 

現総理の頭の中は至ってシンプルで

 

「北海道はじゃがいもと米だけ作れば良い。九州は牛を一生懸命生産すれば良い」

 

くらいにしか考えていないのではないのか?とね。

 

足りないものはどんどん輸入すれば国民の食卓は守れる、と。

 

 

最初に言ってた「富の分配」って言葉はどこへ消えたのでしょうかね?

 

資材や物価がこれだけ上昇する中、最近では消費税増税の話も俄かに現実味を帯びてきました。

企業に賃金のベースアップを求めていますが、それを実現するためには

企業は販売価格へその分を転嫁しなければならず、仮に一部企業が賃金を上げたとしても

それでは足りないような物価上昇に転じるという負の連鎖しか見えないのですが

どうなのでしょうかね?

 

中小で容易にベアが実現できる企業もそう多くはないでしょう。

内部留保をたっぷり溜め込んでいる大企業などは対処可能でしょうが

それこそ、富の固定化が進む、そう感じざるを得ない訳ですが、果たして。

 

本来、農家などは生産したものが適正な価格で売れていけば、通常レベルの生活は

出来るはずなのです。

消費者側も、そういった国産の農畜産物を適正な価格で消費できるような収入が得られていれば、この国の経済は健全に回転するはずなんです。

 

昔の日本ってそうだったように思います。

 

そこへ段々と海外の安いものが大量に流れてきて、消費する側も

それが当たり前になってしまった。

 

しかし、ひとたび海外からの仕入れが難航すると昨今のような大騒ぎになってしまう。

 

小さな島国ですから衣食の大きな部分を輸入に頼っていると、何か起これば

あっという間にパニックになる。

 

国はそういう状況を是正していこうともしない。

 

国民1人に10万円配ってるような愚策を続けるくらいなら、

国としての生きていける強さの再構築に力を注がねば遅かれ早かれ

この国の将来は無くなっていってしまうように感じてしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

何を書こうと思ってたんだっけ?

 

 

 

 

あ、そうそう。

 

 

 

こういう状況で今年はワシも通常やらないような取り組みを色々やらねばいけない年なので

趣味だ何だというのは今年に限って言えば完全自粛、封印せねばならん、そういう

状況ということを書きたかったんですが。

 

 

それをやったからといって、今後この業界、先は全く見えません。

下手したら、来年の今頃は自己破産している可能性だって大いにありうる。いやマジで。

 

素牛の販売相場もさらに下がっていく可能性も高いので

現状コスト割れの状況がある中で、そんなふうになって行くとしたら

職業として成り立たなくなっていってしまうので。

一年で発生する負債も額がかなり大きいのでそんなの毎年続けてなんていられないし。

 

今年は色々、生まれてから初めて遭遇するような人生の岐路に立たされる1年でもあります。

 

内心、こんな1日も休みのない仕事なんてスッパリ辞めて

少ない給料でもいいから、毎週日曜はお休み、なんて職業に鞍替えした方が

いっそ楽かもね、とか思う事も実際あるんですけど。

 

 

まぁ、今年1年、やれるだけやってみます。

 

 

今年は厳しいシーズンなのかな?

今年は昨年と違って、年明けに実弾(ジグ)をそれなりに作って

準備万端ということもあり、余裕を持って朝チョコ開始したんですけどね。

 

今年は未だに釣れず。

 

現時点では45cmくらいのアメマス1匹釣っただけ。

かろうじて、今朝1回だけサクラっぽいのが掛かりましたが秒でフックアウト。

 

何だかんだ言ってアタリはその一回のみで終了でした。

 

 

3月末から通い始めましたが、野球小僧でもあるまいに、

毎朝素振りで終わるという何とも味気ない日々が続いています。

 

フィールドで例年出会う見知った方々にも挨拶がてら色々情報を伺いますが

皆さん同様に大苦戦されている模様です。

 

昨年の1発目のXデーが4月11〜13の3日間でしたが、当時ベイトもいっぱいで

魚の活性も非常に高かったんですが、今年はそのベイトがさっぱり見当たりません。

当然、海ネコなどの海鳥もさっぱり見当たらず・・・

 

 

んー、これは今年は悪い年ってことなんでしょうかね〜?

 

自分を含め、周りの釣り仲間の間での共通のジンクスがあるんですが

 

「準備整えすぎると釣れない」

 

って言うのがあります。

 

10日に日本海側で船に乗ってマスジギングに出たのですが、

仲間三人で乗って自分ともう1人はマスをキャッチしたものの、

もう1人の同級生はアタリすらなく終了。

 

帰りに「お前ら、クーラーに氷入れてきた?」と聞かれたので

自分「No」友人「No」

 

同級生「やっぱりなぁ。俺、クーラーに氷入れて来ちゃったんだよな(笑)

やっぱり準備万端すぎると釣れない法則発動じゃん(爆)」

と笑っていたんですよね。

 

今年の朝チョコは自分にしては珍しく、ジグを十分作って用意して臨んでいるという

例年では考えられない段取りの良さがあるので、例のジンクス発動だとすると・・・(苦笑)

 

 

今までは前の晩に夜なべして塗装、コーティングして翌朝には使ってる、みたいな

間に合わせ操業的にやってるのが常だったんですが。

 

まぁ、それは冗談として。

 

今年は未だにそれなりの群れが入ってきていない模様ですので

苦戦必至って感じですね。

とりあえず、5月にはキャッチしたいところですので

それまで頑張りますか。

今年のジグ作り、とりあえず終了したのでまとめ。

約2年ちょっと前から始めた自作メタルジグ作り。

 

最初は、ほんの興味本位で手を出したのですが

周りでやってる人が居なかったので情報収集はネット主体で始めました。

 

昔からプラモデルなど結構作ったりしていたので

パーツの複製だったり自作した部品を複製したりする知識と少しの技術はあったんで

メタルジグも簡単だろう、と安易に考えていたのですが、やはり簡単ではありませんでした。

 

マスター型を作るのにも、最初はなかなか上手くいかず。

そこそこ納得のいく形状が出来ていざ耐熱シリコンで型取りし

鉛を流してみるも、ここでも失敗。型に鉛がうまく流れない。

調べると、雲母の粉末などを型につけておくと流れが良くなると合ったのですが

ベビーパウダーでも代用可とありましたが生憎どちらも持っていない。

ならば、と昔自動車の部品をFRPで作ってた際に増粘剤として使ってた

タルク(FRP樹脂の粉)が10数kgあったので使ってみると上手くいきました。

 

ところが、今度は抜いたジグの肌がザラザラ、スも入ってたり。

 

これはゴム型が冷えていると起こる現象と分かり

最初の3〜4回はワイヤーを仕込まず鉛だけ流して型を温めるための

捨て流しをすると言うことも実際にやってみて初めて分かりました。

 

それでようやく綺麗にジグが型から抜けて「やった!」と喜んだのも束の間。

 

重さを測ってみるとなんと63gもありました。

30gくらいを目標に作ったのですが・・・結局作り直しです。

試行錯誤しながら何度目かでようやく35gの方が出来ました。

 

これ、今考えると本当に馬鹿だなぁ、と思うんですが

マスター型をケミカルウッドという素材で作っていたので

実際に鉛に転化した際の重さが分からないというお粗末な原因でした。

 

まぁ、相当無駄骨を折りましたが35gが出来上がってたので

28g前後を作る際は35gのワイヤーなしの物を1つ型から抜いて

それを削って形状と重さを決めて作りました。

最初からちゃんと鉛で作れば良かっただけなんですがね。

 

その後、ひっそりとフィールドで35gと27gのテストジグを使ってみて

泳ぎを確認したのですが・・・やはり安定した泳ぎにはならず、

その後3回ほど作り直しましたが・・・安定する時もあれば急にトリッキーな

動きをしてみたりするのは改善出来ませんでした。

 

「所詮素人が作る物だしな。とりあえず作った分は使うとしよう」

 

と自分で使い始めたのですが次の日、フィールドで朝チョコ釣りに行ったら

まんまとサクラを釣り上げてしまいました。

 

そこからブランクを幾つか抜いては色々なカラーリングをして

自分用として使い始めたんですが当初、塗った後のコーティングは

ラッカークリアーを使っていたんです。

1液ウレタンなどでドブ漬けが良かったのですが当然色流れを起こすので

色止め作業が必須になってくる。

その手間と時間が勿体無くてラッカークリアーを使ってたんですがね。

 

当然、海水相手では耐久性などあるはずもなく。

 

何か良い方法は無いかな〜と考えて目をつけたのがエポキシ樹脂。

ここで2液ウレタンに行かなかったのはハンドピースを使うのに抵抗があったから。

使ったあとは入念に洗浄しなければハンドピースが使い物にならなくなるから

出来るだけ筆塗りで、尚且つ厚塗りができるのが理想でした。

実際に使ってみたら結構使い心地は良かったんです。

筆で厚塗りした後にドライヤーで温めると粘度が下がって余分な樹脂は

下に流れる。表面はツルツルピカピカに仕上がり言う事なしだったのですが・・・

 

硬化に時間が掛かる・・・

 

硬化するまでの間にどうしてもぶら下げたジグの下側の樹脂が厚くなる。

上下で2回塗って固めれば良いのですがそれだと仕上がりまで数日掛かってしまう。

 

当時、色々なカラーパターンやホログラムのパターンを作ってはテストを

ほぼ毎日のように繰り返していたので出来るだけ完成までの時間は短縮したい。

しかも、焦って作業すると混合比のズレとか攪拌不足とかで硬化不良を起こす時も。

 

その間も何か良い素材は無いかと色々物色してて

「これは?」というものを見つけました。

UVレジンです。

紫外線で硬化するというネイルアートなどで使われる物。

 

これを使ってみたらどうだろうか?とお試しで少量容器の物と

UVライトを買ってみました。

 

結果は狙い通りでした。

筆を使っての厚塗りも可能でさらにドライヤーで温めると

エポキシと同様に粘度が下がり余分な分は流し落とす事が出来て

表面の状態を確認したらUVライトで硬化させる。

硬化もすぐに固まるので時間によって下側が厚くなるのも

ある程度防げる。

 

UVレジンを使い出してからジグ作りのスピードがかなり上がりました。

 

問題は海水での使用でどの程度の耐久性があるか、ですが

1シーズン、3月後半から7月上旬まで、ほぼ毎朝2〜3時間使い続けても

レジンが簡単に剥がれるとか白ボケするとか殆どありませんでした。

中にはホロシールからペロッと剥がれるものもありましたが

これはレジン云々というより下地の密着段階に問題がある場合のみでした。

 

そう、ホログラムシールによっては粘着剤に問題がある物もたまにあったりして

そこが難しかったりします。

なんとかしたいなぁ、と考え色々取り寄せて使ってみましたが

なかなか簡単に解決はできませんでした。

 

元々ホログラムシートはフィルムの素材がPET材で固く熱でも簡単に柔らかくならず

曲面部分への貼り付け、特に僅かな面積ではかなり困難でした。

これを解決するにはストレッチタイプのフィルムを使うか、

もしくは熱転写しかありませんでしたが、さすがに趣味レベルで

そこまでは手が出せませんでした。

 

色々工夫しながら作ってきたのですが・・・

やはり仕上がりはそれなりの物でしてどうしても納得がいかず・・・

 

そして今年、熱転写に関して色々調べて、何とかお金をあまり掛けずに

熱転写を施工してみる事にしました。

 

普通のアイロンと柔らかめのシリコンゴムの板、それと熱転写シート。

とりあえず、手元にあった不要になった型用の耐熱シリコンゴムのブロックを

加熱してテスト・・・

 

ん!これは意外といけるのかも・・・

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熱転写の初回テスト

ただし・・・上手く行ったのは最初だけ。

その後は失敗の方が多くて試行錯誤が続きました。

 

その結果・・・

 

 

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下地の密着剤

当初ジグの下地に密着剤としてミッチャクロンマルチを使っていましたが

どうしても表面に僅かなザラつきが出てしまう。

熱転写シートのホロは極薄の箔状なので表面のザラつきもしっかり表面に出てしまう。

これは転写時の加熱が原因なのかどうか分からず、温度も何パターンか試して

みましたがあまり変わらず。

しかも、場合によっては転写後の箔にシワが出たり・・・

 

そこで何か良い密着剤は無いかと調べてみたんですが、専用品は

扱っている所が少ないのと、あっても割と高価で・・・

 

で、試しにバイクの塗装に使おうか、と購入してあった水性の密着剤を使ってみました。

昔からあまり水性の塗料とかに良い思い出が無くて買ったはいいけど

結局使わなかったんですよね。

 

で、試してみたらこれがかなり良くて一気に失敗が無くなりました。

転写時の加熱温度も概ね120〜130度程度が一番良い感じでした。

 

これにより、従来のホログラムシールを自作テンプレートから

毎回切り出す作業から一気に解放されました。

さらには局面部分への貼り付けも難なく出来るようになりましたし

背中やベリー側への転写もかなり上手く出来る様になりました。

 

トータルでの作業性も上がって仕上がりも良くなりました。

特にホロに関してはそれまでのPET製シートに比べかなり薄いので

全体的なシャープさも損なわれず良い事だらけでした。

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これならもっと早くから熱転写を取り入れれば良かったなぁ、と痛感しています。

まぁ、アワビ仕様は仕方が無いですけども・・・

 

とりあえず、ここまで約2年ほど掛かりましたが個人レベルで出来るところへは

大体辿り着けたのかな?と思っています。

あとやる事があるとすれば、g数やロゴなどのレーザー印字くらいでしょうけど

流石にそこまでやるつもりはありません。

 

元々、自分の興味本位から始まったジグ作り。

自分で使うだけが目的だったのですが、地元の釣り仲間やブログなどで

仲良くなった釣り友数人に何の気なしに何本か提供してたら

これが好評でそれ以来

「ちゃんとお金払うので作ってください」と頼まれるようになり・・・

 

でも、元々自分用なのでたくさん作るのも大変なので

極近しい方々にだけ、材料代で引き受けている、そんな感じ。

 

たまに別なブログの方で製作記事書いたりすると

全然知らない人から「売ってください」とかメッセージが送られてくる事がありますが

毎回丁重にお断りしています。

仲間内の分だけ作っているとはいえ、昨年も頼まれた分だけで150本以上作ってたし

シーズン中に頼まれる事が大半なのでほぼ毎朝フィールドに出ながら

夜にジグ作りというのがなかなかハードなので

提供範囲はかなり限定的に絞っているという状況です。

正直な話、材料代程度しか貰っていないので不特定多数に向けて作りだすと

流石に今の値段では厳しく感じてしまうんで。

だからと言って、それなりの価格を求めるほどの出来栄えでも無いので

悩んでしまうのは目に見えているのでこのような対応になっています。

 

まぁ、世の中もっと素晴らしいハンドメイドジグなんてたくさんあるし

たくさんのユーザーさんが実績をあげているので

どうせお金を払ってジグ買うならそっちの方が絶対にいいと思います。

 

最終的に、自分の趣味の範疇で楽しみながら作ったジグでサクラを釣りたい、

それが最大の目的でもあります。

 

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27gチカカラーでキャッチした嬉しい1匹

画像撮る直前にフックが外れてしまったので写っていないですけど

ここぞという時に割と結果を出してくれているチカカラーで来た1匹。

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大好きなチカカラー(笑)

自分の行くフィールドでは大きめの2.8kgでした。

 

昨年からは自分のルアーケースはこんな状態。

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自作ジグオンリー(自作ジグ縛りともいう)

 

自分で作ったジグで初めて釣れた時の気持ちは未だに忘れられませんね。

これが最高に楽しくて作っているようなもの。

 

仲間からも「今日もあのジグで釣れました!」って言われるのも正直嬉しい。

特に、昨年のシーズン後半に釣り仲間の後輩がサクラ釣りにチャレンジしてて

1ヶ月半たっても未だにアタリも無くて・・・と言いながらも

毎朝通って来てたので、帰りに自分のルアーケースから1本進呈したんですよね。

そしたら翌朝釣れました!って報告があって。

かなり興奮していましたが聞いているこちらも嬉しくなりました。

 

当然、昨年末にオーダーが来たのは言うまでもありません(笑)

 

そういうのもちょっと嬉しいので今後も精進して完成レベルを上げて行きたいと思ってます。

 

何も変わらず、ですかね。

今年のこのシーズン、全くもって真面目に、仕事に専念しているワタクシでございます。

 

7月1日でサクラマスからフクラギにターゲットチェンジ。

 

最初こそフクラギの活性も高く、小さいサイズながらも

そこそこ楽しめたのですが。

 

あっという間に人集りになりまして。

 

コロナで密を避けるってなってる訳ですが、密どころじゃない、

超過密状態になったと同時に行くのを止めました。

 

3日位だったかなぁ、楽しめたのは・・・・

 

あっちで釣れたってなると、物凄い速さで情報拡散、

下手すりゃその日の夕方から多くの人が詰め掛ける。

平日でそんな状況です、土日ともなると

深夜から焼肉やってビール飲んで騒いでたりするグループも増え

夜明け前に行った所で既に車止める場所も無し。

 

結局、そこからは近くの釣り場はダメって事で

月末のオフショアのブリ釣りまで釣りはお休み。

 

8月も仕事仕事と敢えて釣りの事は考えないようにして

釣りには行かず。

8月後半には、各位からちらほらと鮭の情報が来ましたが

今年のワシは全く動じず。

と言うのも、一昨年、あまりの過密っぷりにシーズン半ばで鮭釣りを止めたんですが

昨年はどうしようか、空いてたら行ってみようか?なんて当初は考えてましたが

入ってくる情報を聞く限り、前年よりも混んでいる、と聞いた途端に

「もう鮭釣りは止める」

と決め、昨年は道具を出す事もなく終わりました。

 

そして今年は8月に入ると同時に手持ちの多数の鮭用ルアーを

一気に全処分、チラチラと鮭の話が来るたびに

 

「あっそ〜なの。でも俺鮭釣りしないからw」

 

と返すのみでそのうち誰からも情報入ってきたりはしなくなりました。

 

別方面から話を聞くと、今年はジグやルアーの前後に小型のトリプルフックを付けての

似非引っ掛け釣りも流行っているそうで。

 

ついでに言うと、今はまだ緊急事態宣言中なんですけどね。

 

地元の漁港も地元漁師さん曰く、いつになく賑わっているらしいですよ。

 

確かに、ここ最近は道内でも感染者数は激減してきているのは事実です。

ワクチンの接種率も高くなってきています。

 

でもね。

 

 

こうです、って公のルールがあるのであればそれに従うべきではないですかね。

話聞いている限りではいつもと何ら変わらない状況が展開されているそうで。

 

元々、鮭釣りに関しては無法者、マイルールを振りかざす者が多い印象が強いですが

こういう時はより一層そういうモラルの低い人の行動が際立ってしまいますね。

 

中にはしっかりとルールを守っている人も多いんですけど

鮭釣りでは特にそういう人達が霞んでしまうほど逆の行動取ってる人が多いのも事実で

様々な身勝手な行動によって釣り場の閉鎖に繋がってしまった、なんてのも

ここ最近はチラチラ耳にするようになりましたね。

 

そんな事もあって自分は鮭釣りからは撤退したって事なんですけど。

 

 

本来、楽しい釣りのはずなのに、周囲の人に迷惑かけたり釣り場周辺の住民の方々に

迷惑かけたりするのはあってはならないはず。

 

でも・・・ここ数年そう言うのを気にしない人が増えた気がするなぁ、と思ってたら

コロナで自粛要請が出たと同時に何も知らない釣り入門者と言う人も加速度的に増えてしまい

ただでさえ少なくなって来ている釣り場がジワジワと、さらに減って行っている現状。

 

考えるだけでも寂しい話ですね。

 

 

そんな訳で、最近はシーズン最後のブリ釣りに行く事を考えるくらいで

あとは仕事とバイクのレストアに集中しているので精神衛生的には・・・

非常に宜しい状態です。(苦笑)

 

来月にはそろそろ来シーズン用のオリジナルジグの製作も始めないと。

 

年内に、とりあえず予定では150本ほどは作る予定。

そのうち、今年頼まれている分だけでも50本あるので実質自分用としては100本ほどです。

今年のサクラシーズン終盤に良いホロシールを仕入れる事ができたので

試してみたいカラーなどもあるので100本で間に合うかどうか・・・ですが。

 

「まだまだ年末まで余裕あるから〜」

 

なんて思ってると間に合わないんですよねぇ。

所謂「夏休みの宿題」と同じ事になるんで10月からしっかりと始めようと思います(w

 

そろそろ終わりですかね。

3月から始めていた朝のサクラマス釣り。

 

今年はコロナの影響が未だ大きいので日本海側への遠征は取りやめ。

地元の極力人の居ないサーフのみと決めての朝チョコでした。

人が居ないような場所なので魚も居ない事が多いですが・・・

 

でも大変な目に遭っている方々もいる中なので

こうして釣りが出来るのは物凄い幸せ、贅沢な事なんですよね。

 

でも、遠巻きに単眼鏡なんかで観察すると、人気ポイントには

多数の車、周辺には多くのアングラーが立つ姿が確認できます。

Youtubeツイッター、インスタなどでの情報拡散は相当なモノらしく

ちょっと釣れると翌日には人集り、という状況らしいです。

 

怖くないのかなぁ・・・

 

釣りをしていると言う事それ自体は自分も同じなんですが、

家を出てから帰宅するまで自分はまず人に会わない、会う事がない場所へ行きますが

人気ポイントに集まる人たちは・・・

 

 

 

まぁ、ワシが何を言おうと思おうと、多分彼らには通じないんだろうけど。

 

 

 

ともかく、今年はそろそろ朝チョコも終了の時期になりました。

 

今年は厳しかったなぁ。

 

そりゃそうです。いつもならアッチが釣れる、こっちが釣れるとなれば

そこへ出向いてロッドを振っていましたが

釣れないからこそ人も居ない、そんな場所で頑張っていたので仕方がないです。

 

 

それでも、少ないながらもお魚さんには遊んでもらえたので

満足です。

 

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4/8

 

 

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4/9

 

 

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4/11

 

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4/24

 

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5/14

 

 

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5/25

 

 

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6/1

 

 

 

トータル9本。

一番大きいので57cm、2.7kg(5/25の個体)でした。

 

今年も自己記録には遠く及ばず、釣果も目標の10本超えはなりませんでした・・・

 

 

 

でも、この状況下なので満足の結果です。

 

 

これからは仕事が忙しくなってくるので仕事頑張ります。

 

来年のサクラシーズンにはコロナ騒動も収まってくれているといいですなぁ。

 

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ここ暫くは。

さて。前回から2ヶ月ほど経ってしまいました。

 

ZOOMERの方はようやく完成してナンバーも取り付け、
何とか調子良く走ってくれていますが・・・まだまだ寒い日もあるので

本格的な出番はもう少し先になりそうですね。

 

そうこうしている間に周囲からチラホラとサクラマスのお話が。

 

ん〜、流石に昨今の風潮も踏まえると、遠征してまでというのも・・・

それに昨年以上に釣り場が大混雑しているとの事で一気に行く気も消え失せまして。

 

 

わざわざ遠征しなくとも、もう少ししたら地元周辺でも十分狙えるので

それまでに実弾の準備を進めることにして。

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昨年作った35gの自作ジグ。勝手に「35J」という名前で呼んでいますが

釣り仲間数名でこっそり使ってます。

 

そんな中、釣り仲間の某氏より

「28gくらいのは作らないのですか?」と。

実は最初に作ったのが27gのジグでしたが参考にしたジグを真似ていったら

本当にそっくりになってしまって・・・

それでも幾つか作って使ってたのですが、ゴム型を焦がしてしまって

それ以降35Jのみだったんですね。

 

でも某氏曰く、

「1日35Jを投げるのは体力的に厳しいので25〜28gくらいが良いですね」

って申し出があり、それなら作ってみますか、と。

 

 

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と言っても、新規にケミカルウッドから削り出すのもちょっとしんどい(w

 

泳ぎ、飛び共に自分的には合格点の35Jのサイズと若干の形状変更で

重量を27gに設定して・・・

 

 

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型取り。

 

 

 

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しかし、出来上がってみたら・・・実測25g!(;´д`)
何だろう、どこで間違ったべ?

 

 

とりあえず、色塗ってみてテストしてみますか。


某氏にもテスト用として4本ほどブランクを進呈しました。

 

 

で実際フィールドで使ってみましたが・・・

 

自分的にはやはり軽すぎる、という印象。

自重が軽くなった分、動きがかなり忙しなくなったような・・・

 

 

「・・・ダメだな。作り直そう」と思ってたら某MT君が

「良さそうですね!」っていうので1個進呈w

 

 

翌日の朝、MT君と一緒に朝チョコしてたら早速横で釣ってる。

 

「何色で来たの?」って聞いたら

 

 

「いや、昨日貰ったヤツ、あれですよ!」って。

 

 

 

ん〜・・・昨夜27g用を作り直してシリコン流したところなのに・・・

 

 

 

ま、まぁ、こう言うことは良くありますw

 

 

気を取り直してゴム型作り直して。

 

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捨て流し2回ほどやって型を温めて。

 

 

 

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ワイヤー仕込んで鉛を流す・・・・

 

 

 

 

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自分で使うのが殆どなので少々肌が荒れていても無問題。

 

 

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こんな感じっすねー。上出来上出来。

 

 

 

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休みながら6〜8本くらい作って止めます。

あまり一気に本数抜くと型が痛むので。

 

 

出来上がったジグはバリ取りしてアルミテープ貼って色塗ったりアワビ貼ったりして。

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コーティングしてこんな感じで完成。

 

 

重さは・・・

 

 

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ばらつきはありますが・・・(^_^;)

まぁ、こんなもんでしょう。

 

 

色塗りの途中、仲間から依頼があったのでその分も追加。

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昨年の27gで試しに塗ってみたカラーですが、なかなかの好結果だったらしく

お気に入りだったそうですが先日リーダー切れでお魚に持って行かれたとの事。

予備も含めて3本欲しいって事で作りましたが・・・

 

 

初期の物とは形状が全然違うんですけど、それでも良いって言うので。

早速彼には人柱テスターになってもらいましょう。(笑)

 

出来上がったジグを持って昨日朝ちょこテストに行ってきました。

 

飛び、泳ぎは共に何とか合格点って感じでした。

 

 

 

 

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小さめですが、ちゃんとお魚も連れてきてくれましたので一安心。

この日は4ヒット1キャッチと釣りの技術の低さが露呈してしまい

ちょっと凹みました(苦笑)

まぁ・・・練習あるのみ、ですね。

 

良く、自作ジグをみた人が

「商売になるじゃないですか」

とか

「売れますよ」

 

とか言われるんですけど、元々自分で使うために、

自分用に、と作っている物なんですよね。

当然売る気とか全く無いわけです。

 

ただ、仲の良い釣り仲間が何個か欲しい、って言ってくるので

その時は自分の分を作る際に余計に何個か作って、材料代+αだけ貰ってるんです。
それでも先方から「いやいや、それじゃ安すぎますから1本◯百円で!」

と言ってもらえるので数百円貰ったりしています。

実にありがたい事です。

そもそも厳密に1本あたりの材料代とか算出した事はないんですけどね。

ざっくり、仕入れた材料代からおおよそ何本くらい作れるかな?って

考えて、どんぶり勘定で割っての金額なんでw

 

ただ、材料代はともかく、 

全て手作りなので「10本ください」とか各色2本ずつ下さい、とか

言われても、仕事の合間とか寝る前とかの作業なので多い数は無理なんで。

 

いちいち断るのも面倒なので、基本「売りません」って言ってる。

 

でもね、実際作ってみて実感したのが

 

「これ商売にするって物凄い大変だよな」

って事。

 

製品として、ハンドメイドジグを販売されているところでは

例えば赤金のカラー10本並べても皆同じ仕上がり。

重さもそうだし、製品としてのクオリティをしっかり維持している。

それを一定量、しっかりと作って販売する。

 

しかもその量もかなりの数。

 

人気のある物だと店先に並んだ途端に完売しちゃうとかありますが

不人気なカラーだと在庫で残っちゃったり。

 

当初、1本2000〜3000円って高いな〜って思ってましたが

手間暇考えたり人件費、材料費、その他諸々考えたら

決して高くはないんだよな、と思いました。

 

自分には無理だ、と言う事も実感した次第。

 

なので、緩く、チマチマと自分で使う分だけ作るのが一番、

と考えたんですね。

 

まぁ、現地で仲良くなったりした方に

ご挨拶程度で何本か差し上げたりすることはありますけど

そう言うことも滅多にありません。

 

何故なら、自分は基本、あまり人の居ないポイントでばかり

釣りをしているのと、自分からあまり話しかけない性格なので

(挨拶とかはちゃんとしますよ)

釣り場で他の人と仲良くなる機会がかなり少ないんですね。

 

なので釣果もなかなか伸びないんですがw

 

 

 

とまぁ、ここ暫くの活動報告でした。