不調の原因

前に書いたGKの不調(エンスト)ですが・・・原因が分かりました。


それは・・・・・


錆!!

そう、錆、錆でした・・・・


冬にタンクの錆処理をしたのですが不十分、というか失敗していた模様です。

今使ってるタンクは元々の車体のものではなくて外装セットで購入した物。

新品未使用で長期保管品というナカナカ珍しいものでした。

確かに車体への装着痕も一切無く、タンク内部も汗が流れた物と思われる薄い筋状の錆が2本くらい見えただけで
その他は非常に綺麗なものでした。
でも後々錆がでては嫌だな、と錆取り&防錆処理が一緒に出来るというケミカル剤で処置したんです。

ところが・・・数日前にキャブのフロートを点検してみると・・・

あちゃー・・・細かい粉状の錆が僅かに見えます。(汗


結局そのままキャブ取り外し→清掃となったんですが思いっきり調子がよくなりました。

念のため、とタンクのコックも外してみるとストレーナーに僅かに錆がついていました。

これはマズイなあ・・・・と思い、再処理が必要、と考えたのですが
前回の処理の際もちょっと困ったというか、非常に難しいと感じたのが
「錆出し」です。
処理前の洗浄の際、出来るだけ内部の錆を取り除く、処理剤で処理した後も出来るだけ錆を取り除く、と
なっているのですが、なかなか綺麗に取りきれないんですね。

タンクの中身の形状が分からない(タンク形状そのままなのか、セパレーターでもあるのか)という事もあり
もう使わないと思われる凹みだらけ&キャップ加工されたジャンクなGK用タンクがあったので
グラインダーでバッサリとやってみました。

イメージ 1

バッサリと。

イメージ 2

開いてみるとこんな感じでした。見た目そのままの形状ですね。
こういうカット画って幾つか見かけますがGK用なんて見たことも無いので大変勉強になります。

イメージ 3

給油口、ドレン、エア抜きなどの構図が良く分かりますね。

イメージ 4

コック取り付け部分。タンクの中でも一番低い部分と思われます。
それ故、錆も酷いですね。

イメージ 5

シート側のタンク底板と側板の接合部分、ここも水が溜まり易い箇所のようです。


イメージ 6

接合部分全体が弱いみたい。

イメージ 7

そしてタンク上面の裏側。

見るからに汗かいて水滴がついたのが分かるような錆痕ですね・・・・

内部の形状は分かりました。

処理の際に出る錆カスは針金の先にネオジウム磁石でも付ければかなり取り除けるかと思います。
その後流水で流しだせば綺麗になるかなと考えています。

処理自体は前回使用した処理剤の改良版を使う事にしまして届くのを待っているところ。

今回はしっかり処理したいと思っております。