大詰め。

FフォークのO/Hも無事終わり、キャリパーO/Hなのですが・・・・


ピストン抜けません。(汗)かなり酷い固着のようでエアー圧掛けたくらいじゃ出てきませんでした。
あ、1本は出ましたけどね。(苦笑)

そこでネットで調べてたら「ピストンプライヤー」なる物がある事を知りまして
「おー、これじゃ!」と早速ネットで注文。2千円弱でした。

イメージ 1

購入したのはこのタイプ。

物が届き「よ~し!」と作業開始。

理屈は非常に明快な原理でピストンの内側にプライヤー先端をセットし回して抜く、みたいな感じです。

早速作業開始して・・・・あれっ、すぐスリップしちゃうなあ。
何度やってもなかなか噛んでくれません。

四苦八苦してようやく回った!と思ってもすぐ「ズルッ」とスリップ、外れちゃいます。

ピストンと噛み合う部分を見てみると・・・・あれ・・・チェッカリングの先端が磨り減ってます。(涙)

どうも素材が良くない&プライヤーの固定がラチェット式でイマイチがっちり締めた状態で固定出来ないのが
原因の模様です・・・

ロック部分がネジ式になっている物があるんですが、そっちのほうがガッチリ状態で固定出来るので
今回のこの工具は失敗でした。

何度もやっているとピストンが傷ついてくるので早々に諦めてキャリパー組み立て。

ブレーキラインに取り付けてオーソドックスな方法で・・・油圧かけてピストンを押し出しました。

なんだよ、これなら最初からこうしてやれば良かったなあ、とブツブツ。

ひとまず全部分解しシール類を新品に交換、ピストンは外観上問題なさそうだったので磨いて再利用。

ホースを買っておいたメッシュラインに交換、あ、前の日記でグッドリッジのホースって書きましたが
ホースは確かにグッドリッジ製ですがACパフォーマンスラインの車種別キットでした。

エア抜き作業・・・・シュコシュコとエア抜き・・・はぁ~、面倒だなあ。


なんとかエア抜きも完了。

で、本日はエンジンのオイル交換しました。

エンジンかけて暖機してからオイルを抜く。


うわ~~~~!こりゃ酷い!真っ黒&シャバシャバ!ガソリン臭が物凄いです。
しかも・・・・量が多いぞ~。


長期保管車両だったので燃料とか混じっているんでしょうかね?とにかく凄い。

一度、車に使っているスノコのオイルを入れて再度暖機。
フラッシングのつもり。

水温が上がったところでオイルを抜く。うー、結構汚れているなあ。

しばらくドレン開けたまま放置してオイルのしずくが落ちなくなったところでドレンを締めて
オイルフィルターを交換。
買ってきておいた何故かYAMAHAのちょっと高めなオイルを入れました。

でエンジン始動・・・・


ん???心なしか・・・凄く調子がいいぞ。
アイドリングも凄く安定しているし、吹け上がりも軽い。時々パンパン言ってたのもならなくなった。

やっぱりオイルが相当参ってたのかなあ。

まずは整備はこれで終了って感じ。

あとはタイヤ交換とエンジンの外観を綺麗にしてやれば終わり。

そうそう。エンジンなんですが、ところどころアルミ粉が吹いて塗装が浮いたりしている所があるんですよね。

ブラシで落して・・・耐熱スプレーを刷毛塗りでもしてやろうかなあ、と考え中。

これならエンジン降ろした時にやっておけば良かったなあ、とちょっと後悔。

でももうすぐ完成なので頑張ります。