ここ暫くは。
さて。前回から2ヶ月ほど経ってしまいました。
ZOOMERの方はようやく完成してナンバーも取り付け、
何とか調子良く走ってくれていますが・・・まだまだ寒い日もあるので
本格的な出番はもう少し先になりそうですね。
そうこうしている間に周囲からチラホラとサクラマスのお話が。
ん〜、流石に昨今の風潮も踏まえると、遠征してまでというのも・・・
それに昨年以上に釣り場が大混雑しているとの事で一気に行く気も消え失せまして。
わざわざ遠征しなくとも、もう少ししたら地元周辺でも十分狙えるので
それまでに実弾の準備を進めることにして。
昨年作った35gの自作ジグ。勝手に「35J」という名前で呼んでいますが
釣り仲間数名でこっそり使ってます。
そんな中、釣り仲間の某氏より
「28gくらいのは作らないのですか?」と。
実は最初に作ったのが27gのジグでしたが参考にしたジグを真似ていったら
本当にそっくりになってしまって・・・
それでも幾つか作って使ってたのですが、ゴム型を焦がしてしまって
それ以降35Jのみだったんですね。
でも某氏曰く、
「1日35Jを投げるのは体力的に厳しいので25〜28gくらいが良いですね」
って申し出があり、それなら作ってみますか、と。
と言っても、新規にケミカルウッドから削り出すのもちょっとしんどい(w
泳ぎ、飛び共に自分的には合格点の35Jのサイズと若干の形状変更で
重量を27gに設定して・・・
型取り。
しかし、出来上がってみたら・・・実測25g!(;´д`)
何だろう、どこで間違ったべ?
とりあえず、色塗ってみてテストしてみますか。
某氏にもテスト用として4本ほどブランクを進呈しました。
で実際フィールドで使ってみましたが・・・
自分的にはやはり軽すぎる、という印象。
自重が軽くなった分、動きがかなり忙しなくなったような・・・
「・・・ダメだな。作り直そう」と思ってたら某MT君が
「良さそうですね!」っていうので1個進呈w
翌日の朝、MT君と一緒に朝チョコしてたら早速横で釣ってる。
「何色で来たの?」って聞いたら
「いや、昨日貰ったヤツ、あれですよ!」って。
ん〜・・・昨夜27g用を作り直してシリコン流したところなのに・・・
ま、まぁ、こう言うことは良くありますw
気を取り直してゴム型作り直して。
捨て流し2回ほどやって型を温めて。
ワイヤー仕込んで鉛を流す・・・・
自分で使うのが殆どなので少々肌が荒れていても無問題。
こんな感じっすねー。上出来上出来。
休みながら6〜8本くらい作って止めます。
あまり一気に本数抜くと型が痛むので。
出来上がったジグはバリ取りしてアルミテープ貼って色塗ったりアワビ貼ったりして。
コーティングしてこんな感じで完成。
重さは・・・
ばらつきはありますが・・・(^_^;)
まぁ、こんなもんでしょう。
色塗りの途中、仲間から依頼があったのでその分も追加。
昨年の27gで試しに塗ってみたカラーですが、なかなかの好結果だったらしく
お気に入りだったそうですが先日リーダー切れでお魚に持って行かれたとの事。
予備も含めて3本欲しいって事で作りましたが・・・
初期の物とは形状が全然違うんですけど、それでも良いって言うので。
早速彼には人柱テスターになってもらいましょう。(笑)
出来上がったジグを持って昨日朝ちょこテストに行ってきました。
飛び、泳ぎは共に何とか合格点って感じでした。
小さめですが、ちゃんとお魚も連れてきてくれましたので一安心。
この日は4ヒット1キャッチと釣りの技術の低さが露呈してしまい
ちょっと凹みました(苦笑)
まぁ・・・練習あるのみ、ですね。
良く、自作ジグをみた人が
「商売になるじゃないですか」
とか
「売れますよ」
とか言われるんですけど、元々自分で使うために、
自分用に、と作っている物なんですよね。
当然売る気とか全く無いわけです。
ただ、仲の良い釣り仲間が何個か欲しい、って言ってくるので
その時は自分の分を作る際に余計に何個か作って、材料代+αだけ貰ってるんです。
それでも先方から「いやいや、それじゃ安すぎますから1本◯百円で!」
と言ってもらえるので数百円貰ったりしています。
実にありがたい事です。
そもそも厳密に1本あたりの材料代とか算出した事はないんですけどね。
ざっくり、仕入れた材料代からおおよそ何本くらい作れるかな?って
考えて、どんぶり勘定で割っての金額なんでw
ただ、材料代はともかく、
全て手作りなので「10本ください」とか各色2本ずつ下さい、とか
言われても、仕事の合間とか寝る前とかの作業なので多い数は無理なんで。
いちいち断るのも面倒なので、基本「売りません」って言ってる。
でもね、実際作ってみて実感したのが
「これ商売にするって物凄い大変だよな」
って事。
製品として、ハンドメイドジグを販売されているところでは
例えば赤金のカラー10本並べても皆同じ仕上がり。
重さもそうだし、製品としてのクオリティをしっかり維持している。
それを一定量、しっかりと作って販売する。
しかもその量もかなりの数。
人気のある物だと店先に並んだ途端に完売しちゃうとかありますが
不人気なカラーだと在庫で残っちゃったり。
当初、1本2000〜3000円って高いな〜って思ってましたが
手間暇考えたり人件費、材料費、その他諸々考えたら
決して高くはないんだよな、と思いました。
自分には無理だ、と言う事も実感した次第。
なので、緩く、チマチマと自分で使う分だけ作るのが一番、
と考えたんですね。
まぁ、現地で仲良くなったりした方に
ご挨拶程度で何本か差し上げたりすることはありますけど
そう言うことも滅多にありません。
何故なら、自分は基本、あまり人の居ないポイントでばかり
釣りをしているのと、自分からあまり話しかけない性格なので
(挨拶とかはちゃんとしますよ)
釣り場で他の人と仲良くなる機会がかなり少ないんですね。
なので釣果もなかなか伸びないんですがw
とまぁ、ここ暫くの活動報告でした。